私たちが主に行なっている業務は、金型の設計と金型の加工です。
・金型の設計は、「製品の設計」と「金型の設計」があります。ソフトは「Top Solid」を使用しています。金型の設計は初めに、この製品はどの射出成形機で作ることが出来るのかを考えます。機械が決まればその機械に合う金型を考えて行きます。設計している製品は自社のオリジナルの商品なので、設計の仕方など決まりがないので、自分で金型を作る工程などを考えられるのが楽しいです。しかし、正解が無いので上手く製品が出来上がらない時もあります。自分が設計した商品が世の中に出て、使ってくれる方がいると、自分の設計した製品を認めて貰えているようで嬉しく感じます。
・金型の加工は、設計した金型を作るための部品作りをします。部品を作る際に複数の機械を使用します。削る、彫る、切る、穴を開けるなど、用途によって機械を使い分けています。機械によっては、CAMというソフトを使用して、彫り込みのプログラムを作成します。(使用する機械は9種類あります)・ワイヤー放電加工機(ワイヤで金属を切る。)・型彫放電加工機(金属を放電させて、当社のロゴやサイズ表記などを作る。)・5軸マシニングセンター(X・Y・Z・A・Cの5軸で金属を削る。)・縦型マシニングセンター(X・Y・Zの3軸で金属を削る。)・NC旋盤(丸い金属を削る時に使います。)・汎用縦型フライス(X・Y・Zの3軸で金属を削る。)・汎用旋盤(丸い金属を削る時に使います。)・汎用研削盤(100分の1ずつ表面を研磨します。)・レーザー彫刻機(金型に部品番号を彫刻する。)